福祉車両と減免制度

福祉車両とは?

高齢の方や身体の不自由な方など、介助を必要としている方の移動手段の確保や、自由な移動をサポートする車です。「すべての方が使いやすい公共交通の実現」を担うことを期待されています。自動車メーカーは、福祉車両としての利便性を高めるとともに、移動という行動そのものの質を高めていくことを目指しています。

介護式


・車いす移動車(スロープ式・リフト式)


スロープや電動リフトを使って、車いすにすわったまま車内に乗り込むことができる車両です。スロープの引き出しが電動で操作できる車両もあります。


・昇降シート車(助手席/後席)

外出時に車いすや杖などを使われている方の移乗を楽にした車両です。助手席や後部座席が電動で回転し車のドアから外側まで出た後、乗降し易い位置まで下げることができます。


・回転シート車(回転式・回転チルト式・回転スライド式)

車の乗り降りの際の移乗を楽にした車両です。助手席が簡単な操作で外側に回転、または回転してスライドしたり・チルトしたりします。



自操式


・運転補助装置付車

体の不自由な方が自分で運転できるよう、各種運転補助装置(手動装置、左足アクセル、足動装置など)を取り付けた車両です。

リトリムでは 介護式・車いす移動車(スロープ・リフト付き)の軽自動車の新車・中古車を専門に取り扱います

税金の減免制度について

障害者手帳をお持ちの方に自治体が行っている制度については、お住まいの自治体によって内容が異なりますので、各自治体にお問い合わせ、ご確認ください。こちらには愛知県の例を記載してあります。

自動車税種別割・自動車税環境性能割の減免

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳をお持ちの方、または生計を一にする方で、一定の条件を満たしている場合は、自動車税種別割・軽自動車税種別種別割・自動車税環境性能割・軽自動車税環境性能割が減免になります。対象の方が期限までに、ご自分で減免申請することが必要です。


自動車の新規登録(軽自動車の場合は新規検査)や、車検(自動車検査登録制度)の際に、車検証の有効期間分をまとめて納付する自動車重量税は減免の対象ではありません。


自動車税種別割・軽自動車税種別割

毎年4月1日時点の自動車の所有者(納税義務者)または使用者に自動車は県から、軽自動車は市町村から課税されるものです。

自動車税環境種別割・軽自動車税環境種別割

自動車取得税に代わり、自動車の取得者に課税されるものです。排出ガスや燃費性能等の環境性能に応じて0~3%の段階的な税率が適用されます。※ 取得価格が50万円以下の場合は免税です。


消費税の非課税

新車、中古車に関わらず、車両購入時に一定の要件を満たしていれば非課税となります。手続きは自動車販売会社が行います。納車時に装備されているドライブレコーダー等の付属品も非課税になります。


消費税非課税の対象車

以下のいずれかに当てはまる車両が対象です。

車いすを使用する方と車いすを一緒に移動出来るように、車いすの昇降装置と車いすの固定に必要な手段を装備した車両。

②障害者が運転出来るように運転補助装置が装備されている車両。

消費税非課税の手続きについては、販売時に当店にて対応いたしますのでご安心下さい